ゆる特許事務所

特許事務員による特許事務員のためのブログです。特許法をはじめ、特許事務に関わることをゆるゆると書いています。よろしくお願いいたします!

抵当権抹消手続きについて

みなさま、こんばんは。

ジメジメとしたお天気が続いていますね…夏が待ち遠しいです。

 

今日は、番外編です。

かなり個人的な話ですが、住宅ローンを完済しました!

肩の荷がおりました!

 

ちなみに、仕事で嫌なことがあっても、「ローンのため」と思って頑張ってきましたが、ローンを完済しても、結局、仕事は続けています(それはそうですね。笑。)

 

ところで、住宅ローンを完済すると、抵当権抹消手続きを行う必要があります。私は自分でその手続きをしましたので、その経験を書いてみたいと思います。

 

この手続きは、司法書士事務所に依頼すれば、スムーズに手続きを完了することができます。ローン完済時に、銀行からも司法書士事務所の連絡先が書かれた案内状が届きますので、参考にされてください。

 

しかし、インターネットでいろいろ調べていたら、「自分でもできる」とブログに書かれている方も多く、「法律事務の端くれとしてやってみようか」と思いました。

 

ところが、具体的に調べていく中で、聞きなれない不動産の専門用語が出てきたり、銀行から届いた抵当権設定時の契約書も、なにがなんだかわからず、これは無理だと思いました。

 

「手続きを間違えると怖いし、やっぱりプロに頼もう」と思い、司法書士事務所に見積を依頼してみましたが、1社が約5万円、もう1社が約8万円とのことでした。印紙代を含めるとしても、高い!

 

もしかしたら自分でできるかもしれない手続きに8万円も払えないので、再度チャレンジすることにしました。

 

まず、相談会の予約をとるために、法務局に電話をしました。この時点で、事前に準備しておく書類などについて、かなり詳しく教えてもらえました。

 

法務局に足を運んだ際にも、とても丁寧に教えてくれました。

「ここに名前書いて」「ここに住所書いて」「ここに印鑑押して」

というレベルで教えてくれます。相談会は20分しかないので、ひととおり教えてもらった後で、自分で書類を作成します。私は2時間ほどかかりました。書類を作成するのはあくまでも本人ですが、提出する際に、再度、最終確認までしてもらえ、無事に受理されました。

 

実際の手続きについては、詳しく書かれているブログがたくさんありますので、そちらを参考にしていただければと思いますが、私の感覚では、特許の移転登録申請ととても似ていました。

たとえば、住所についてですが、ローンを借りて抵当権を設定した際には登記簿上には旧住所が書かれています。その後、住所変更手続きをしていない場合、まずは、住所変更手続きをして、登記簿上の住所と現在の住所を合わせる必要があります。移転登録をする際にも、特許原簿上の住所と譲渡証書などの住所が異なる場合には、まずは、表示変更届を提出し住所を揃えますので、このあたりは、とても似ているなと思いました。 

それから、銀行から届いた抵当権設定時の契約書も提出するのですが、こちらは後日原本が返ってくるので、「原本と相違ありません」と書かれた写しを一緒に提出します。移転登録時は写しは提出しませんが、同じように原本が返ってきますね。

 

無事に手続きが完了したら、登記完了証と契約書の原本を受け取りに、もう一度法務局に行く必要があります。法務局といっても、その土地を管轄している出張所で手続きするので、ご自宅の近くで手続きできます。それから、かかった費用は、印紙代と交通費のみです。印紙代は司法書士事務所にお願いしてもかかるものなので、実際には司法書士事務所に払うはずだった手数料が浮いたことになります。

 

不動産についての知識はないので、法務局で親身に教えてもらったことが大きいですが、法律をもとに行われる手続きについて必要な概念、というか、感覚を持っていたから法務局での説明もすんなり理解できたように思います。

 

それから、何より、「教えてもらったとおりに、正しく書類を準備する」というのは、特許事務の方なら、特許庁とのやり取りを通して、普段からされていることと思います。やはり、その点は特許事務の得意分野だと思います。

 

住宅ローンを無事に完済し、抵当権抹消手続きを行う機会がきたら、ぜひご自分でチャレンジしてみてください!仕事での経験が家計に役に立つのを実感できます(笑)

 

ではまた!ゆるゆる〜。